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コラム

セロハンにも糸にもなる「サフロン」

多機能性を付与できる天然由来の素材

サフロン®は、一言でいうと「ビスコース加工紙」です。このビスコースとは、木材由来のセルロースを水酸化ナトリウムと二硫化炭素によって、コロイド溶液としたものです。ビスコースを原料とし、フィルム状にすればセロハン、糸にすればレーヨンになります。ビスコース加工紙であるサフロン®は、紙の表面にビスコースを塗布、凝固させることで、湿潤強度向上、耐熱水性、静電気フリー、リントフリー、表面平滑性向上、高透気抵抗度および感湿性、透湿性などの機能性を持たせた紙です。サフロン®は、例えば、徐放性を活用し防虫剤の包剤に使用されたり、乾燥強度と湿潤強度が高いことを活用しハムなどの加工肉生産時にケーシング材として使用されたりしています。また、ビスコース自体は、天然物由来なので、木材由来のいわゆる普通の紙に加工することで焼却、分別が容易にもなります。

「サフロン」 名前の由来

サフロンというネーミングですが、最初の「サ」は、弊社三晶株式会社の頭文字「サ」を、「フ」は福井化学工業株式会社(現在のレンゴー株式会社武生工場、金津工場)の頭文字「フ」を冠しております。では、「ロン」とは何から来ているのか?これは「ナイロン」に端を発し、新しい合成高分子や繊維に対してよく使用されたものです。では、ナイロンというネーミングは…というと、伝線しないという意味の「No Run」が語源とされています。ナイロンが開発された当時、ストッキングには、絹が使用されていましたが、よく伝線してしまっていたようです。これに対しナイロンは伝線しない(しにくい)というのが、宣伝文句の1つであったことから、「No Run」をもじって、ナイロンというネーミングになったとされています。

 ネーミングも技術もその歴史を紐解くと興味深いことばかりです。1981年に開発されたサフロン®は、決して新しいものではありませんが、温故知新、現在のニーズや技術によって更なる利用価値が生まれると思います。

サフロン®に関しての詳細は、こちらをご覧ください。
サフロン商品ページ >

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