Staff Interview 04
真上というよりは、 斜め上に向かって成長したい。
2020年入社(中途) / 岡山科学技術専門学校卒
R&D本部 中央研究所
M.K. さん
三晶を選んだ理由
専門学校では食品微生物・食品化学について学び、弁当・惣菜製造、遺伝子解析サービス、社内ヘルプデスクの職を経験。その後、研究職としてこれまでの知識や経験が活かせるのではと思い、三晶に入社しました。
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検査の信頼性を守るために
三晶が自社で保有する研究所は1959年設立と歴史が深く、専門性の高い技術力で多数のお客様からの指示を集めています。現在私は、大阪府枚方市にある中央研究所で品質検査や試作品開発、サンプル送付などの業務を担当。製品を輸入する際、海外メーカーの品質管理表を国内のユーザー向けに分析しています。また、輸送に1ヶ月や2ヶ月の期間を要する場合、途中で品質が変わってしまうケースもあるので、万が一に備えて検査を行っています。
そこで私が心がけているのは、しつこいくらいに確認を繰り返すことです。納期の関係で時間無制限というわけにはいきませんが、三晶の検査の信頼性を守るため、決して妥協することはありません。 -
味覚と嗅覚が求められる試作品開発
食品添加物の試作品開発においては、味覚や嗅覚がとても重要です(私は瀬戸内地方の田舎町出身なので、柑橘系や薄味系が得意だったりします)。香料を少し変えるだけで風味は大きく変わるため、エラーを繰り返すうちに何が正しいのかわからなくなってしまうことも。そんなときは研究所メンバーにも試食してもらって、客観的な意見を聞くようにしています。
試作品が完成し、お客様から「想像以上においしい」といった感想がもらえると、努力したぶん、喜びもひとしおです。最近は、香りや味の変化を時間経過で感じたり、「どうおいしいのか」あるいは「どうおいしくないのか」について味覚表現に幅を持たせたりできるようになりました。 -
周囲から必要とされる研究者に成長したい
前職は派遣社員として働いていたので、がんばっているのに評価されなかったり、「別にそこまでやらなくてもいいよ」と言われたり、辛い思いをすることもありました。今は正社員として、研究職として、会社からまっとうに評価されているので、とても前向きに仕事に取り組めています。
上司からはときどき、「Kさんは慎重すぎる性格なので、もっと思いきって挑戦してみたら?」と言われます。「この分野のことならKさんが一番詳しい」と言って貰えるような強みを持つのもいいのかなと思います。決してリーダータイプではないですが、いてくれなきゃ困ると周囲から思われる人材になるべく、真上というよりは斜め上に向かって成長していきます。
OFFの過ごし方
Day Off
旅行が趣味で、国内外さまざまな観光地を訪れていました。特に印象深いのは、サイパンへのひとり旅。とにかく海の青の色が濃かったです。友人と行った北海道(網走・小樽・札幌・函館)も楽しかったです。