加水分解の程度、嵩密度や粒子径の違いによって、様々な機能を発揮

デキストリンは、加水分解の程度、嵩密度や粒子径の違いによって、様々な機能を発揮します。特に加水分解の程度（デキストロース当量：DE)は、デキストリン機能特性に大きな影響を与えます。

• 冷水に溶解し、DEが高くなるほど、粘度は低く甘さは増します
• スプレードライ品の他に、顆粒品もございます
• Halal、Kosher認証対応

下記動画では、粉末品と顆粒品の比較をご覧いただけます。

下記動画では、DEの異なる3種類の製品の、40%溶液の溶解性/状態をご覧いただけます。

デキストリン

Grain Processing Corporation社のデキストリンを取り扱っております。
Mシリーズ：起源原料 コーンスターチ
Tシリーズ：起源原料 タピオカスターチ

※MALTRIN® はGrain Processing Corporation 社の登録商標です。

デキストリン テクノロジーシートについて

主成分

構造はデンプンと同じく、α-グルコースがグリコシド結合で重合したものです。

機能特性

MALTRINには様々なグレードがあり、加水分解の程度、嵩密度や粒子径が異なり、様々な機能を提供いたします。特に加水分解の程度（デキストロース当量：DE)はMALTRINの機能特性に大きな影響を与えます。
下の図はDE値が変化することにより、機能特性がどのように変化するかを表しています。矢印の方向はその機能特性が増加することを表わしています。

溶解性

デキストリンは冷水に溶解します。DEにより水溶液の粘度や甘味度は異なり、DEが高くなるほど、粘度は低く甘さは増します。

デキストリンの製造

糊化したデンプンを酸または酵素により加水分解します。酵素失活後、濾過・活性炭処理などを経て濃縮され、スプレードライにより粉末化します。スプレードライ後に増粒工程を経た、粉末製品等に使える顆粒品もあります。