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カチオン化グアーガム

カチオン化グアーガム

カチオン化グアーガムは、インド・パキスタン地方で栽培されている一年生豆科植物グアー種子の胚乳区分を粉砕して製造される天然多糖類・グアーガムを原料とし、これを4級アンモニウム化させることによって得られます。
グアーガムを4級アンモニウム化することで、一般的な界面活性剤との相溶性が向上するためヘアケア商品やスキンケア商品に優れた効果をもたらす原料となっております。

flaskおすすめアプリケーション

  • ヘアケア
  • ボディーケア
  • 固形シャンプー

特徴

グアーガムを4級アンモニウム化することによって得られる天然由来のカチオンポリマーです。

  • シャンプーやコンディショナーへ配合することにより、毛髪の感触、光沢、まとめ易さ、櫛通りなどの性能を向上させます。
  • スキンケア製品においても、皮膚の柔軟効果、保水効果、pH緩衝効果、ケラチン損傷抑制効果などが認められています。
  • 同様の用途に使われるカチオン化セルロースに比べて、増粘性が高い、ビルドアップが少ない、 エモリエント/コンディショニング効果が高いなどの特性が認められます。
  • 医薬部外品原料規格2021に収載されている「塩化O-〔2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル〕グアーガム」 に準拠しています。(※JAGUAR C 162は除く)
  • カチオン化グアーガムはCOSMOS(コスモス)認証原料です(※JAGUAR C 162は除く)。

カチオン化グアーガムはヘアケア処方において、以下のような極めて優れたコンディショニング効果を与えます。

  • より少ない添加量で高い効果を発揮
  • コントロールされた吸着力により改善されたコンディショニング効果
  • シリコンの吸着量が2倍
  • ダメージヘアの修復により髪を補修
  • 静電気の発生や髪の乱れを低減
  • 優れたセット感
  • つやのあるソフトな髪への改善
  • 幅広い処方に対する相容性

素材リスト

NATERNAL C 14 S(旧称 JAGUAR C 14 S)

特長
汎用品
製造社
Solvay Specialty Chemicals Co., Ltd.
製造国
中国
荷姿
25kg入り紙袋

JAGUAR C 17K

特長
カチオン基高置換度品、コンディショニング効果強化
製造社
Solvay Specialty Chemicals Co., Ltd.
製造国
中国
荷姿
25kg入り紙袋

NATERNAL EXCEL(旧称 JAGUAR EXCEL)

特長
コンディショニング効果強化、透明感あり
シリコンなど有効物質の吸着促進に非常に優れる
製造社
RHODIA Operations
製造国
フランス
荷姿
25kg入り紙袋

JAGUAR C 162(カチオン化ヒドロキシプロピルグアーガム)

特長
透明感あり、活性剤との相容性に優れる
製造社
RHODIA Operations
製造国
フランス
荷姿
25kg入り紙袋

POLYCARE Split Therapy(カチオン化ヒドロキシプロピルグアーガム)

特長
枝毛修復能、ディープリペア機能
製造社
Solvay USA Inc.
製造国
アメリカ
荷姿
25kg入り紙袋

テクノロジー

髪とコアセルベーション形成の模式図

  • シャンプー・コンディショナーにおいて、カチオン化グアーガムの添加によってコアセルベーションを形成して有効成分の髪への吸着率を高め、ダメージヘアの修復やウェット時・ドライ時における髪のもつれ防止など、優れたコンディショニング効果を付与します。また、有効成分の添加量を低減する事も可能となります。
  • シリコンエマルジョンとの高い相乗効果により、カチオン化グアーガムは使用時に分散している粒子を髪の表面に吸着させるネットのような働きをし、2つ以上のJAGUAR ポリマー鎖の存在により、シリコン粒子の吸着量が増加します。
  • NATERNAL EXCEL (JAGUAR EXCEL)は透明性と吸着に優れたグレードです。特に高分子シリコンとの併用により優れたコンディショニング効果が得られます。この吸着率の向上はオイルやジンクピリチオンなど他の有効成分の吸着率向上にも有効です。

カチオン化グアーガムのシャンプー作成手順における推奨例

  1. 穏やかに攪拌中の水にカチオン化グアーガムを投入します。
  2. 十分に分散させた後、クエン酸で pH を 6~7 に調製することにより水和させます。
  3. 水溶液が透明になってきます。さらにそれから 15~20 分間穏やかに攪拌し、完全に水和させます。
  4. 完全に水和した後、両性イオン活性剤もしくはノニオン活性剤を攪拌しながら加えます。
    ※相溶性の問題より、両性イオン活性剤を先に、アニオン系のものをその後に加えることが重要です。
  5. 均一に混ざった後、アニオン活性剤を攪拌しながら加えます。
  6. その他の配合物質(防腐剤、香料など)を加えます。
  7. pH を調製します(一度完全溶解しますと、アルカリ側に pH 調整しても析出せず、溶解状態を保ちます。)
  8. 塩を加えます。

その他の溶解方法

  1. カチオン化グアーガムを溶剤(プロピレングリコールなど)もしくは配合する香料に加え、プレミックスを作ります。
  2. このプレミックスを配合すべき活性剤全てを含んだ系に 加えます。
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